セッターならジャンプトスに憧れるでしょう。
ジャンプトスが決まれば、攻撃力とスピードアップを実現しますからね。
でも、挑戦したいけれど、
正しいやり方がわからない
どうしてもタイミングが合わない
ケガをしないか不安
こんな悩みってあると思います。
でも、心配は無用です。
ジャンプトスは適切な練習方法を身につければ、誰でも上手くなれる技術なのです。
そこでこの記事では...
ジャンプトスのメリット正しいやり方のコツ、安全に練習する上でのポイントなどを解説しています。
この記事を参考にジャンプトスのスキルを身に付け、勝利に導きましょう!
ジャンプトス!5つのメリットについて
ジャンプトスは、次の5つの大きなメリットがあります。
- 強力な攻撃力を発揮できる
- ボールのスピードがアップする
- 空中でのトスコントロールが可能
- 相手チームの守備を混乱させられる
- ラリーの展開力が高まる
いずれもゲームを有利に進めるのに役立ち、勝利への大きな力となります。
攻撃力アップ
ジャンプトスは地面に足をつけたままのトスよりも、より強い力が込められます。
跳躍によってパワーが増すだけでなく、腕の振り抜きも良くなり、攻撃の威力が格段にアップします。
スパイカーにとってもスムーズで打ちやすいトスとなり、シャープな打球が可能になるでしょう。
スピードアップ
ジャンプすることでボールのスピードが上がります。
手の位置が高くなれば、その分ボールの落下スピードが速くなります。
さらにトス動作も早くできるので、ラリーのテンポが上がり、相手チームをからかえる効果も期待できます。
ゲームスピードに対応できるスピーディなトスは、大きな武器となるはずです。
空中でのトスコントロール
ジャンプトスは、空中でボールをコントロールできるのが大きな特徴です。
飛んでいる間にボールの回転や高さを細かく調整できます。
これにより、さまざまな角度やコースからの攻撃オプションが増え、守備を揺さぶれます。
自在にトスを操ることで、攻撃の幅が格段に広がります。
相手守備の混乱
ジャンプトスは攻撃側に有利に働きます。
守備側は、上から落下するボールの打点を読みにくくなるためです。
また、トス自体がスピーディで変化に富んでいるため、常に警戒を要します。
このため、ジャンプトスを多用すれば、相手チームの守備の動きを鈍らせることができるでしょう。
ラリーの展開力向上
ジャンプトスにはラリーの展開力を高める効果もあります。
前述の攻撃力、スピード、コントロール性などのメリットにより、1回の攻撃で得点できるチャンスが多くなります。
また、攻撃を継続しやすい形となるので、長く攻撃権を持ち続けられます。これらが相まって、安定したラリー展開が可能になるのです。
ジャンプトスのやり方について!
ジャンプトスのメリットは多いものの、決して簡単な技術ではありません。
正しいフォームを身につける必要があります。
そのためには以下が重要となります。
- しっかりしたジャンプ力
- ボールをトスするタイミングとリズム感
- 適切な体重移動でスムーズな動作
- トス稼ぎの技術を持ち、空中でボールを操作
- ボール操作の精度を高め、コントロール力を養う
段階を踏んで丁寧に練習すれば、誰でも上手にジャンプトスができるようになります。
ジャンプ力
ジャンプトスのベースとなるのが、しっかりしたジャンプ力です。
地面を蹴り上がる力がないと、高さが出ず攻撃力にもなりません。
日頃からジャンプトレーニングをしっかり行い、下半身の筋力とスピード力を高めておく必要があります。
また、ジャンプの着地にも気をつけ、怪我のリスクを避けましょう。
タイミングとリズム感の大切さ
ジャンプトスでは、ボールをトスする正確なタイミングとリズム感が何より重要です。
ボールをキャッチする瞬間から、ジャンプ、トス動作までが一連の流れとなっており、その繋がりを力強く行う必要があります。
スムーズにつながったリズミカルな動作こそ、スピーディーで力強いトスにつながるのです。
体重移動のコツ
ジャンプトスを上手に行うには、適切な体重移動が欠かせません。
まずは地面に足をしっかりと着けた構え、次に体重を移動させてジャンプの準備ができたらジャンプする、という手順です。
この一連の体重移動がスムーズにできるよう、地面をしっかりとらえながらゆっくりと動作を行うことが大切です。
トス稼ぎの技術習得
ジャンプ中は空中にいますが、その間もボールをアシストしていきます。
この「トス稼ぎ」の技術次第で、トスの精度や攻撃オプションが変わってきます。
浮遊しながらボールに触れ、高さや回転、投球方向を微調整していきます。
トス稼ぎの技術があると、上達が加速するでしょう。
ボール操作の正確性
ジャンプトスを成功させるには、ボール操作の正確性が必要不可欠です。
手に収まったボールを、確実にトスに導く必要があります。
ボール操作のコツは、指先でボールを感じ取り、体の動きと同調させることです。
徐々に感覚を磨いていき、ボール操作の精度を高めていきましょう。
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このようにジャンプトスでは、正しいフォームが必要不可欠です。
ジャンプ力であったり、トスをする際の感覚は簡単ではありませんが、地道なトレーニングを行い、理想のジャンプトスを身に付けましょう。
ジャンプトスで注意することは?
ジャンプトスの練習では、以下の点に十分注意を払う必要があります。
- 無理なフォームは怪我の原因になりかねない
- ウォーミングアップをしっかりと行い、体を動作に備える
- ゲームスピードに対応できるよう、全身の体力づくりを怠らない
- コーチやトレーナーのアドバイスを生かして正しい習得を心がける
- 安全性を何より優先し、危険なプレーは避ける
ジャンプトスの習得は一朝一夕にできるものではありません。
自身のレベルに合わせたステップを踏みながら、怪我に気をつけて確実に上達を目指しましょう。
無理なフォームによる怪我の予防
ジャンプトスはかなりの負担がかかる技術です。
無理なフォームで行うと、ひざや腰、肩などに大きな負荷がかかり、怪我の原因になりかねません。
特に上半身が無理に捻れるような動作は避けましょう。
最初は自分のペースで、無理のないジャンプ高やスピードから始め、徐々にレベルアップさせていくことが大切です。
適切なウォーミングアップの重要性
ジャンプトスに取り組む前には、しっかりとウォーミングアップを行いましょう。
体を十分に動作に備えることで、スムーズな動きができ、怪我のリスクも下がります。
ストレッチで柔軟性を高め、軽めの運動で体温を上げ、そしてジャンプ動作の素振りなどを行うのがおすすめです。
ウォーミングアップ後は、体が自然とリズミカルに動けるはずです。
素早い動きに対応できる体力作り
ジャンプトスは高いスピード感が要求される技術です。
その動作に対応できるよう、全身の体力づくりが欠かせません。
単にジャンプ力やスピードだけでなく、動作にスムーズにつなげられる持久力や瞬発力も求められます。
バランス感覚や柔軟性を養うトレーニングも効果的でしょう。
体の変化に合わせ、徐々にトレーニングの強度を上げていきましょう。
コーチやトレーナーからのアドバイス
ジャンプトスは難しい技術ですから、一人で練習するには限界があります。
コーチやトレーナーのアドバイスを生かしつつ、正しいフォームを身につけていくことが近道です。
彼らの指導のもと、ポイントを押さえた丁寧な練習ができれば、短期間で上達が望めます。
また、競技経験から得られた知見は貴重な助言となります。
安全性を確保した上での練習
上達意欲が高ぶれば、無理をしがちです。
しかしジャンプトスでは、安全性を何より優先すべきです。
自身のスキルレベルやコンディションに合わせた範囲で練習を行い、危険を冒してはいけません。
安全な環境が整っている場合のみ、新しい挑戦ができます。少しずつステップを踏み、焦らず確実に技術を習得していきましょう。
ジャンプトスのメリットとやり方:まとめ
今回は、「ジャンプトスのメリットとやり方」というテーマでお伝えしました。
ジャンプトスは、攻撃力とスピードアップを実現し、試合の流れを有利に導くための強力な武器となります。
上手に行えば、攻撃の幅が格段に広がり、相手守備を揺さぶることができるはずです。
一方で、正しいフォームと練習方法を身につけなければいけません。
無理なジャンプトスはケガの原因にもなりますからね。
そのためにも、ウォーミングアップをしっかりと行い、体力作りにも力を入れましょう。
コーチやトレーナーのアドバイスを参考に、自分のレベルに合わせたステップを踏んで上達を目指せば、確実にジャンプトスを身に付けてください。